ここには注意したい!ベッド搬入時のポイント!

ここには注意したい!ベッド搬入時のポイント!
ホテル・民泊・社員寮・学生寮などの案件で複数台のベッドを建物に搬入する場合、計画的で安全な方法を確保することが重要です。以下に、複数のベッドを建物に搬入する際のポイントをいくつか挙げてみましょう。

【1】事前計画とチームワーク
事前に搬入の計画(段取り)をしっかりできるかが最も重要です。どのベッドをどの部屋に配置するか、通路や階段のサイズを確認し、搬入経路を計画します。
複数の人が協力してベッドを持ち上げる場合、事前に役割分担を決め、コミュニケーションを確保しましょう。持ち上げる際の指示や調整がスムーズに行えるようにしておくことが大切です。ベッドは重いものであり、怪我のリスクを減らすためにも適切な人数で持ち上げることが重要です。持ち上げる人数はベッドの大きさと重さによって異なりますが、一般的には2人以上が推奨されます。少し多いかな?と思われる人数を揃えたほうが、後々良い結果であることが多いようです。

【2】居室の寸法・スイッチ・エアコンの位置などの確認
居室の寸法やスイッチ類の位置を図面などで確認を行うことも重要です。一般的には長手方向の壁に沿ってにベッドを配置しますが、壁の照明スイッチやコンセント、ハンガーなどが配置されていることもありベッドを配置することで、生活上の利便性を損なう場合があります。
ワンルームタイプの部屋ですと、入り口方向にクロゼットが備え付けられているケースが多く、クロゼット扉の開閉に支障がないよう確認することも必要です。
また見逃しがちなのがエアコンの位置で、エアコンの真下にベッドがあると直接風が当たってしまうため避けた方が良い場合があります。特に2段ベッドの上段は影響を受けやすいため注意すべきポイントです。

【3】適切な搬入経路の確保
ベッドを建物に搬入する際、通路や階段などの経路が適切であるか確認してください。特にエレベーターを使用しての搬入は1回の積載量に限りがある上、往復の待ち時間も長く、想定よりも大幅に時間を要する場合が多くなります。



【4】部材仮置き場の確保
ベッドは部材パーツも大きいため、組立時に梱包箱から出したパーツの仮置き場が必要になります。空室であれば居室内に確保することも可能ですが、すでに他の家具や家電・調度品が入っている部屋はパーツの置き場が無い場合もありますので、事前に確認・確保を行うことが重要です。

【5】梱包箱の処分
ベッドは超大型の家具ですので、梱包の段ボール箱も巨大です。パーツを取り出した後の空き箱は組立作業の支障になるため室外に出してから組立作業を行うことが一般的です。巨大な段ボール箱を畳んで建物外に搬出する作業は、かなりの労力が必要で見逃しがちなポイントです。段取りとして組立人員とは別人員として用意された方がスムーズです。

【6】作業の役割を明確に決めておく
ベッドの組立は同じ作業を繰り返した方が、手順やコツを把握できて徐々に作業時間が短縮できます。搬入担当・パーツの箱だし担当・組立担当・段ボール処理担当 など役割を決めて作業した方が効率的です。

【7】休憩と適切な体勢
搬入作業中に疲労がたまらないように、適宜休憩を取りましょう。また、正しい姿勢を保ちながら搬入することで怪我のリスクを減少させることができます。ベッドを持ち上げる際、正しい姿勢を保つことが怪我の予防に役立ちます。腰を曲げず、膝を曲げた状態で持ち上げることを心がけましょう。背中を丸めずに、しっかりと立って持ち上げるように注意しましょう。

以上のポイントに気を付けることで、搬入・組立作業の効率化を図る手助けになると思います。ぜひご留意ください。
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